2025年1月30日木曜日

「3年前リターン」1月31日、決戦前夜

お疲れ様です。

<今後のアンケート開催予定>

・中学受験終了後、入学前から次の塾に入塾する?(2月上旬開催予定)
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これまで当ブログを支えてくださった皆様へ感謝の意を込めて、シリーズ「3年前リターン」を公開させていただきます。
行き当たりばったり企画ですので、どれくらいの頻度、内容を公開できるかは不明です。ご了承いただければ幸いです。

3年前とは状況が異なりますので参考になるかは分かりませんが、試験中の待ち時間に(暇つぶしがてら)ご愛読いただければ幸いです。

〜1月31日、決戦前夜〜
コロナ禍の中学受験。受験直前期、サラリーママは会社を欠勤するわけにもいかないので普通に出社。在宅勤務で息子の近くにいると、あれこれ考えて良からぬことを言ってしまう可能性もあったので、息子とは程よい距離を保っていたと思う。

1月31日、さすがに前日はサラリーママも落ち着きのなさが普段の3割増しの状態で、石のように固い表情でオフィスにいた。翌日に受験を控えていることを知っていた社内の人間は、もはや腫れ物に触る状態で接してくれていたことは印象的だった。

終業の時間が来た瞬間、平気なふりをしていつも通り社内に挨拶をして帰路につく。帰宅途中の電車の中では、帰宅後にやることを予習。いつもの3倍以上のスピードで脳内が回転するが、帰宅までの道のりはいつも以上に長く感じられた。
自宅最寄駅に到着すると、いつも通り息子が迎えに来ていた。息子はコロナやインフルエンザの罹患回避のため、1月20日から小学校を欠席。自宅で受験準備をしていたのだが、一日中自宅にいるのも精神衛生上よくないと思い、サラリーママが帰宅するときに散歩がてら最寄駅まで迎えに行くことを日課としていた。これなら人混みに晒されることもなく、外の空気を吸うことができる。試験前日も駅前まで散歩をしてもらい、息子と合流して一緒に帰宅した。

1月31日は塾から激励電話がある予定になっていたが、サラリーママが帰宅する前にすでに電話があったとのことだ。この激励電話に関しては、通常であれば担当講師1名が激励してくれるものであったが、サラリーママはあえてもう一人講師を追加してほしいとリクエストをした。担当講師からの言葉だけでも十分ありがたかったのだが、最も鍵となる教科担当講師からもお声を頂戴したいと考えたのだ。最も鍵となる教科は入試のトップバッターとなる教科に他ならない。息子は模試の時、この教科の浮き沈みが結果と大きく関係していたので、この最初に行われる教科を制すれば他の3教科も波に乗れると判断。先生にはお手数をお掛けして申し訳なかったが、プロからの話をいただくのもこれが最後だと思い、願いを聞き入れてもらった。まぁ、前日の会話なので専門的な話は抜きとして、緊張がほぐれるような話を贅沢にも2名の講師から頂戴した息子であった。

激励電話がすでに終了しているのであれば1月31日にやるべきことは、暖かくしてなるべく長い睡眠をとることだけだ。超特急で夕食を作り、息子が完食。息子本人も緊張と気持ちの高ぶりがあったのか、早く休むことに焦点を置き。自ら早めに入浴、サラリーママが気付かぬうちに就寝していた。

息子の就寝後、サラリーママも緊張のもと早めに就寝したのであった。

(続く)