今回はこちらにリンクする内容。
入り口偏差値に比べ、出口偏差値の高い「お買い得校」について。
別あかで序章(?)を記載しましたが、
サピックス偏差値30台の学校に入学させて、指定校推薦枠を確保して「早慶・上智」に進学させる。
という保護者様の戦略が、サラリーママの耳に事故的に入ってしまいました。
ご家庭の方針なので否定も肯定もしません。
何が良いのかなんて誰も分かりません。
ジャッジをするのは受験生本人です。
とはいえ、興味が湧いてきたので少し調べました。
偏差値30台の私立中高一貫校、当然ながら学校によって合格実績は様々ですが、確かに早慶・上智へ二桁以上の合格者を出している学校があります。
確認すべきポイントとして、
・既卒合格者数が含まれているかどうか
・ダブルカウントがもちろんあるよね(1人で複数校、学部に合格)
それを差し引いた数値を検証する必要があります。
また、指定校推薦ですが、これも確かに早慶・上智への推薦枠がある学校があるようです。
これも確認するポイントとして、
・推薦枠の学部は?
・推薦枠の人数は?
・大学入学後の退学等のイレギュラー行為はご法度ですよ(推薦した学校の信用に関わるため)
・推薦枠は毎年変化します
・レベルを下げて入学をさせても、学校で上位の成績をキープできるとは限らない
上記を全て考慮の上、あえてレベルを下げて確証のない数年後の指定校推薦枠を確保することを重視して志望校を決定するのであれば良いのではないでしょうか。
お子様がしっかりと内容を理解した上で「行きたい」と言うのであれば。
小学生の段階で指定校推薦についてどれくらい理解するかは謎ですが…
しっかりと本人が納得していないと、後々家族内闘争に発展しかねません。
個人的にはレベルを下げるくらい優秀なお子様であれば、早慶の付属校を受験したほうが良い気がしているのですが、通学距離や学費、校風等々、様々な要素があるので、一概に何が良いかは詰まる所、本人の意思に委ねられますよね。
事故的ノイズに勉強させていただいたサラリーママでした。
来春映画化!