2023年5月31日水曜日

中学受験におけるジャイアントキリングを考える。。。

お疲れ様です。


もうすぐ(6月12日)、18巻が発売される二月の勝者にも出てくる「ジャイアントキリング」についての所感。

ジャイアントキリングとは…

主にスポーツにおいて格下が格上に勝利することを指す表現である。英語が元の表現であり、日本語の「下克上」に相当する
(実用日本語表現辞典より)


中学受験はスポーツではありませんが、そこはご愛嬌ということで。

下克上かぁ…

日本語に翻訳するとイマイチピンと来なくなってしまったサラリーママ。
(ジャイアントキリングの方が響きがっこ良い。)


そしてしっかりと意味を捉えた今、「あ〜、我が家の場合は少し違うかな。」と。

理由:女の子だから。

女の子の保護者様はすでに悟っていらっしゃると思いますが、女子にとっての志望校選びはただ単に偏差値表を上から眺めるだけでは成り立ちませんよね。

下克上って、偏差値が大幅に上がって…みたいな感じですよね?

偏差値だけで学校を選ばないご家庭(特に女の子)にとっては意味を成さないかなぁ。。。と。
 

とはいえ、自己満足で少し発言するのであれば、娘ちゃんは算数だけジャイアントキリングを成し遂げております。
これから算数が難化するので、何とか踏ん張ってもらいたいと願うサラリーママでした。
 

2023年5月29日月曜日

クラス昇降について

お疲れ様です。

うちの兄妹御用達のシャーペン。


息子は2本を速攻破壊し、3本目は長きにわたり活躍中ですが、先日、驚愕の真実を聞かされました。
(ここではお伝えすることを控えさせていただきます。)


<クラス昇降について>

6年生になると当たり前になる「クラス昇降」。早い校舎ですと、5年生のうちから始まります。

ブロック内昇降、毎週、隔週、教科別等、これも校舎によって様々です。

さらに、座席も点数によって移動することになります。

おそらく、昇降が開始される前に校舎から軽く案内があると思います。


クラス昇降に関しては、保護者目線ですと気にされる方が多いですが、5年生の段階からは「あまり神経質に気にする必要はない。」というのが、個人的な所感です。

そこまで気にしていると、気力…持ちません。

座席や昇降を唯一、気にするというか、参考にすべきなのは、6年生後半から開講される「SS特訓」のみだと思います。

では、SS特訓以外のクラス昇降を気にする必要がない理由を申し上げますと…

・クラスによって採点基準が曖昧
→特点以外の部分で加点されるケースがあります

・欠席者はステイ

・その日の授業によってブレ幅が大きい

・採点ミスの可能性大あり

等々、挙げ始めるとキリがありません。

よって、毎回の授業点を問い詰めるといった行動は控えるようにすることをお勧めします。

賢いお子さんであれば、何も言われなくても得点を意識して授業に集中することができます。
負けず嫌いなお子さんであれば、常にやる気で授業に挑みます。

クラス昇降、授業を通じて自ずと成長をしますので、親は影から見守ってあげるのが理想だと感じているサラリーママでした。

2023年5月27日土曜日

中学校見学、がっかりパターン

お疲れ様です。

6月12日発売です。


<中学校見学、がっかりパターン>

そろそろ中学校見学、説明会等の動きが活発化してきましたね。
今年はコロナの影響のかなり薄まってきて、活動的に各校に回れるのではないかと思います。

中学校見学のポイントに関しては何度も記載していますが、今回は各校に訪問して

「あれ…こんなはずではなかったのに。」

とがっかりするパターンについて、サラリーママの個人的な見解をお伝えしようと思います。

ズバリ…

お客様感覚満載で訪問してしまうケース

です。


ホテルやレストランへ行くノリで、もてなしていただけるものと思っていたのに、実際行ってみたらかなりドライだった。
→この学校、あまり手厚くないかも…

これ、残念な誤解です。

広報に力を入れている学校はかなりおもてなし度が高いですが、そうでない学校(こちらの方が大多数)、広報に力を入れなくても生徒が集まる学校等は、おもてなしアピールにそれほど力を入れていませんよね。。。

「ぜひ来てください!!」みたいなこと、言いませんよ。


そこを念頭に置いて、それでもおもてなしが良かった学校を気に入ったのであれば、それは相性だと思います。

が、おもてなしを頼って入学した後、「あれ??」ということにならないように、訪問前から常に冷静な見方をすることをお勧めします。

見学者はお客様ではなく、挑戦者という気持ちで!!

2023年5月25日木曜日

市販テキスト購入時の留意点

お疲れ様です。

書くと言っておきながら、しばらくの間書け(か)ずにいたお話を忘れないうちに記載しておきます。

国語の読解補強用のテキストとしてこちらのテキストを紹介した時に、
小学国語読解の基礎(3年〜5年向け)

4年〜6年向けに取り組む前に、3年〜5年向けに取り組むことを推奨しました。

その理由をお伝えしようと思います。

分かりきっていることをお伝えすることになるのですが、その裏に隠れている意味が非常に重要です。

(理由)

・子供にとって簡単と思えるレベルから入ることで、テキストに対する嫌悪感を失くす
→テキスト学習をすることに心地よさを感じさせる=抵抗感がない状態でテキスト学習に取り組むことができる

・保護者目線で、冷静に子供の立ち位置を捉える
→保護者あるあるですが、自分の子供の実力を過信してしまいがち…というか、過信していないつもりでも、心の奥底では過信しているものです。
テキストを選ぶときは、「子供の実力だとこれくらい。」と感じるレベルよりもワンランク以上、下げたレベルをお勧めします。それくらいがお子さんにとって心地よいかと思います。

よって今回ご紹介したテキストも、下の学年から取り組むことをお勧めしています。

その他のテキストも、背伸びをするのではなく地に足をつけながら選択することをお勧めします。

最後に、これだけ市販テキストの話をしておいて今更ですが、サピックスのテキストをこなすことが大前提です。
市販のテキストを利用するときは慎重にご検討ください。

2023年5月23日火曜日

範囲のあるテストと範囲なしテストが示すもの(6年生時)

お疲れ様です。

6月12日発売です。

やはり気になりますね。

<範囲のあるテストと範囲なしテストが示すもの(6年生時)>

先日、4、5年生の話を記載しました。
今回はその続きで6年生になると…という話。


4、5年生のうちは範囲なしテストの結果は実力と関係ない部分があるので気にする必要はないとお伝えしました。

ではでは、具体的に範囲なしテストの結果が気にされ始めるタイミングというのはいつかと申しますと、

6年生7月の組分けテスト

の頃くらいなのだそうです。

以前、先生から直接聞いたので、ある程度信憑性はあると思います。

その後、6年生の後半になると全てのテストが範囲なしになるので、本当に最後の方まで範囲なしテストの成績にはこだわらないというのが建前なのかもしれません。
(そんなこと言われても…気になるよね。というのが本音。)

それまでの期間、範囲ありテストの成績の方が範囲なしテストよりも高く出る傾向にある人は、その成績差を埋めるために日々の学習に励む。

逆パターンも然りです。

この2種類のテストの成績差、面白いことに6年生の夏頃になると埋まってくるのですよね。
早い人は5年生頃からブレ幅が減り始めます。

というわけで、地頭に頼って日々の学習をおろそかにしていると、6年生の後半にえらいことになります。

全てのサピックス生に共通して言えるのは、日々の学習をコツコツとこなすことです。

一回のテスト結果に一喜一憂しないように心がけましょう。
(これが難しい…)


2023年5月21日日曜日

範囲のあるテストと範囲なしテストが示すもの(4、5年生時)

お疲れ様です。

娘ちゃん、小4を飛ばして小5から入りましたが、今のところ解けないほど難しいようではない様子。

しかしながら、息子曰く「後半がめちゃくちゃ難しい」とのことですので、レベルに合わせてどのページに取り組むかは決めた方が良いと思います。


<範囲のあるテストと範囲なしテストが示すもの(4、5年生時)>

実力診断サピックスオープンもあったことですし、ここで範囲なしテスト(組分けテスト、サピックスオープン等)の位置づけについて記載したいと思います。

今回記載するのは6年生になるまでの位置づけについてです。6年生以降になると位置づけが変化するので別物とお考えください。

この時期の範囲なしテスト結果は、問題との相性で結果が大きく左右されるため、

全く気にする必要なし

と言われています。

成績が安定している最上位層を除くレベル帯の生徒さんは、範囲なしテストでいきなり成績が急上昇したり急下降したりすることがあります。

出題された問題との相性の良し悪しで本来の実力よりも良い成績、悪い成績が出てしまういうわけです。

要するに範囲なしテスト=実力ではないということです。


そして、範囲のあるテストと範囲のないテスト結果に差があるケース

例:マンスリー確認テストでは偏差値60前後が取れるのに、組分けテストだと偏差値50前半くらいしか取れない、もしくはその逆、の場合等


これは自頭が大いに影響していると言わざるを得ません。

範囲なしテストの偏差値の方が高く出る傾向にある場合は、おそらく自頭が良いのでしょう。

しかしながら、これはあくまで5年生までの話です。

では、6年生以降になるとどうなるか…については長くなるので後日記載することにします。

2023年5月19日金曜日

(結果)5年生実力診断サピックスオープン

お疲れ様です。

こちらのテキストを以前紹介した際に、3年〜5年生向けを推奨したのですが、その理由をまだ記載できていません。
小学国語読解の基礎(3年〜5年向け)

すみません、落ち着いたら頑張って書きます。
(仕事も子供の学校も慌ただしすぎる…)


(結果)5年生実力診断サピックスオープン 

今回も自己採点アンケートへのご協力、誠にありがとうございました。
アンケート結果を報告させていただきます。









今回は結果と予想値の乖離が大きかったです。
(予想値が相当低いのは明らかでしたので、納得はできる結果です。)

<参考>集計結果






予想点と結果の差異が大きく出た要因としては、

・たまたま、アンケートに回答していない方の前回比が非常に良かった

・自己採点を厳しくつけていた人が多かった

今回は記述が多かったので、後者の方が妥当な要因だと思います。

記述の自己採点はブレることが多いのですが、5年生前半戦の現段階では厳し目につける傾向が顕著ではないかと感じています。
前回も記載しましたが、テストの難易度が高い場合は記述の採点が甘めになる傾向にあります。

時間があるときに記述(特に国語)の採点についても触れてみたいと思います。

引き続き、よろしくお願いします!!


2023年5月18日木曜日

(集計結果)5年生実力診断サピックスオープン

お疲れ様です。

息子の併願校を迷っていた時、先生からいただいた助言。
「出口で検討すると良いです。」

そして、こちらが参考になりました。



<(集計結果)サピックス5年生4月マンスリー確認テスト>

みなさま、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。
集計結果を報告させていただきます。
(5月17日24:00pm アンケート終了)










速報値よりも若干平均点が上がっての着地となりました。
とはいえ、3月組分けテスト平均比で−46.1点。
問題が難しかったのもありますが、なかなか凄い数値です。


(参考)5月15日(月)6:15am時点 速報値









最終スプレッドシートはこちら


ちなみに、今回のアンケート回答数は4月マンスリー確認テストの約半数です。
結果がブレる可能性は大いにあり得ることを念頭に置いていただければと思います。

通常通りであれば、結果は本日13:00pm頃にアップされます。


2023年5月16日火曜日

5年生実力診断サピックスオープン 自己採点アンケート コメント回答

お疲れ様です。

受験生の子供がいて最も驚かされたのは、鉛筆&シャーペンの芯の減りの速さです。
そして息子に3回破壊されてもリピートし続けたのはこちらのシャーペン。



現在は娘も使っています。

<5年生実力診断サピックスオープン  自己採点アンケート コメント回答>

自己採点アンケートにご協力いただき、いつもありがとうございます。

一点追記です。
自己採点アンケートページに貼っていたスプレッドシートへのリンクの行き先が3月組分けテストになっていました。
リンクはすでに修正済みです。
大変、失礼いたしました。

正しいリンクはこちら

ちなみに…ワンポイントアドバイス(?)ですが、最新のスプレッドシートは一番左のシート、かつカラーでハイライトしています(今回はオレンジ)。


さてさて、本題。

コメント回答…という大それたものではございませんが、有難いコメントをたくさんいただいているので、同志の方々と対話をさせていただきたいと思います。

今回のテストは実力診断サピックスオープンなので、問題の難易度が甚だしいのは想定の範囲内です。
皆様からいただいているコメントも難しかったという声が大部分を占めています。


(以下、コメント抜粋)

いつもありがとうございます。理科と社会が難しかったです。
いつもありがとうございます。算国はいつも通り、理社で落としました。
社会が大きく過去最低。。
理科、社会、算数がダメでした。
社会がやばいです。
理科社会ボロボロです
社会がびっくり、1/4の正答率、、、すごいわーSAPIXオープン。集計ありがとうございます。
理社撃沈。。
社会で苦戦しました。
社会撃沈
 
→全教科難しかったのは確かなのですが、特に理社が甚だしかったのかもしれない印象です。
特に社会…ですかね??

そこで、ふ〜〜〜〜〜っと魂が抜けて約3年前に幽体離脱したサラリーママ。

息子の時代、この時期のサピックスオープンはコロナのため開催されませんでした。
が、しかし5年生7月組分けテストの記憶がふわ〜〜〜っと蘇ってしまったので、この場をお借りして共有させていただきます。

ズバリ…

社会の平均点、30点台でした。





39.2っす!

あるんですね〜〜、あったのですよね〜〜〜、平均点30点台。
(あ、息子の点数は100点ではないですよ。念のため…)


点数よりも平均点比、偏差値を冷静に判断すること!!
少しでも結果が良ければ褒めちぎること!!!

重要ですね。



集計結果は、3月組分けも受けてる人の値なのでほぼ内部生ですかね?マンスリーでは満点の正確さを誇る集計ですから、ここと公式の結果の差で外部生の実力も測れそう(外部生が3月組分けも実力測定で受けてれば話は違いますが)

→嬉しいコメント、恐縮です。ありがとうございます。
そして、外部生の実力が測れそう…なるほど!!仰る通りかもしれません。
個人的には、外部受験生は相当レベルの高い方が多いのではないかと想像しています。
6年生後半の合格力判定サピックスオープンはもう少し門戸が広いとは思いますが、現時点のサピックスオープンに挑戦する外部生は相当自信のある方ではないかなと。。。


あと、今回は受験者数にも注目して見たいです。
4年生の時の実力診断サピックスオープンの受験者数が3,501名。おそらくもう少し増えて5,000人前後になるのではないかと推測していますが、結果はいかに?!

アンケート回答は5月17日(水)24:00までです。
引き続き、よろしくお願いいたします。

2023年5月15日月曜日

<速報値>5年生 実力診断サピックスオープン  自己採点アンケート

お疲れ様です。

中学校情報誌とは違った切り口で校舎が紹介されています。

数年前に息子の併願校の学校説明会に参加した際、このかたが描いた学校案内が配られました。他校と異なり、非常に目を惹く内容で印象に残っています。


<速報値>5年生 実力診断サピックスオープン  自己採点アンケート

サピックス5年生の実力診断サピックスオープン、自己採点アンケートを集計中です。


早速、アンケートにご回答くださった方、ありがとうございました。

速報値をお伝えします。(5月15日6:15am時点)







3月の組分けテスト比で約50点下回っています。

あくまで皆様で作成する平均点予想ではありますが、4科平均が4割強。

平均点は下がるだろうと予想していましたが、「想像以上に低く出ているなぁ…」というのが本音です。


とはいえ、本番の入試は記述の多い最難関・難関校の場合は6〜7割くらいの得点を目処に力を付けていくことになります。

満点を目指すわけではありません(不可能なので)。

その観点で物事を考えますと、今回のテストは感覚をつかむ良いきっかけとなったのではないでしょうか。


回答は、5月17日(水)まで受け付けています。

アンケートへの回答はこちらから。


引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。


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