息子は第一志望校をあっさりと決めたので、志望校選びは大変ではない…と思われたのですが、6年生の後半に併願校を決めるという作業には頭を悩ませました。
<合格力判定 or 学校別? サピックスオープンの合格可能性はどちらを重視?>
結論から申し上げますと、
合格力判定サピックスオープンの方が、その名の通り合格力判定が正確です。
特に難関校の合判結果はさすがの精度です。
4回の平均偏差値を基準に、合格可能性をつかむことは安易です。
この場合、併願校の合判を重点的に確認してください。
志望校は合格可能性が低くても受験することが多々ありますが、全落ちを防ぐために併願校の合格可能性はシビアに見ておく必要があります。
第一志望校:合格可能性は参考程度
併願校:最低1校は必ず80%の学校を選択
学校別サピックスオープンに関しては、各学校の過去問よりも問題の難易度が高い上に、作成者によってクセが出ることがあるので、ハマらなかった場合は本来の実力と結果が矛盾するケースがあります(特に国語の出題文)。
息子は学校別サピックスオープンの国語で信じられない成績(偏差値37くらい)を出したのですが、SS特訓を始めとする授業では特に問題はなかったですし、入試本番の国語は「好きな文章だった。」とのことで合格者平均点くらいを得点することができています。
学校別サピックスオープンは合格可能性をみることに加え、
受験者=志望者=おそらく2月1日に一緒に受ける人たち
となりますので、ライバルたちの中での雰囲気や出題傾向になれるという意味合いもあるといえるでしょう。