二月の勝者 16巻は本日発売です。
それにしても、紙のコミックが715円…値上がりが酷い!
<御三家志望者を吸収する学校は?(男子編)>
2月1日に御三家を受験したが、残念ながら一歩届かず…という人を集めて最近レベルが上昇している学校。
海城
渋渋
早稲田(これは最近ではありませんが…)
筑駒、聖光学院、渋幕は御三家よりも志望度が高いケースも見受けられますので、少し立ち位置が変わります。
サピックスマイページの「併願パターン」を見るとよく分かります。
●海城(2月3日)のケース
2月1日受験校
麻布>開成>武蔵
開成受験者は2月3日に筑駒を受ける人が多いため、麻布受験者が海城に流れるケースが目立ちます。
●渋渋(2月2日)のケース
2月1日受験校
開成>麻布
開成受験者は聖光学院を受ける人が多いですが、通学の関係で渋渋を選ぶケースも見受けられます。
麻布、武蔵受験者は偏差値の変わらない(むしろ高い)渋渋を回避して、本郷を抑えるケースの方が目立ちます。
●早稲田(2月3日)のケース
2月1日受験校
早稲田>開成>麻布
早稲田は第一回に早稲田を受けるケースが最もメジャーです。開成・麻布を受験する人は2月3日は比較的海城に流れる傾向がありそうです。
これらをまとめると、海城が御三家受験者を最も吸収。そして、(省略しましたが)本郷(2月2日)も一定数の麻布、武蔵受験者を確保していると思われます。
開成受験者→聖光学院・渋渋→筑駒(海城)
麻布・武蔵受験者→本郷→海城
その要因として
海城・本郷の入試問題は比較的クセがないので、併願対策の負担が少ない
ということが考えられます。
息子が両校の過去問を解いたことがありますが、渋渋や聖光学院等と比べると、非常に解きやすかった(問題にクセがなく、サピックスオープンの延長線上)とのことでした。
これはある意味、御三家受験者の生徒を吸収するための、学校側の戦略だと言えるでしょう。