2022年9月8日木曜日

中学受験で「苦手教科」を「得意教科」にするのは至難の業

お疲れ様です。

息子の読書は好き嫌いがはっきりと分かれています。

この本は非常にハマったらしく、すぐに読破していました。



<中学受験で「苦手教科」を「得意教科」にするのは至難の業>

「特定の教科で偏差値40前後から偏差値65以上になりました。」


これが出来た人…体験談を共有してもらいたいです。

偏差値60以上は可能ですが、偏差値65以上というのは壁があります。



●小学1年生から6年生まで通塾して受験勉強をしたら変化はあるのかもしれませんが、4年生〜6年生の期間で変化を求めるのには時間が足りない


●小学生は大人以上に「得意」に特化するため、「苦手」を嫌煙する傾向がある
(得意教科ばかり勉強しがち)



個人的見解の範囲を超えませんが、中学受験(小学4〜6年生)を通じて「苦手」を「得意」にまで転換するのは難しいかと。



ただし、「得意」までには至りませんが、「苦手」を「苦手ではない」→克服することは可能だと思います。


苦手教科を克服する一番の早道は「結果」です。

やはり結果が物を言います。


本人、「苦手なんだよね。」などと言っていても、成績が良くなれば「苦手」「嫌い」とは自然に言わなくなります。


息子は入室当初、国語の偏差値は40台が普通にありました。本人も結果を見て苦手意識を持ち始めていたと思います。

がしかし、ある程度のレベルまで国語の成績が上がると「苦手意識」は消え去りました。


そして、「得意」というレベルではありませんでしたが、算数が沈んだ6年生の後半は、国語の成績が大きな支えの一つになりました。


では、成績を上げるためにはどうすれば良いか?

これはお子さんの特性や教科によって異なります。


一つだけ言えるのは、偏差値が低い教科はそれだけ偏差値を上げるのも容易です。

偏差値40を50にするのと、偏差値60を65にするのでは圧倒的に前者の方が簡単だと言えます。

4年生の段階から、焦らず基礎問題をコツコツこなしていけば偏差値40から50の道は自ずと開けてくるのではないでしょうか。

(6年生になってからだと厳しいです。)