息子は、算数や国語の点数不足を社会でカバーしていたのですが、自宅では日本の歴史ではなく、世界の歴史ばかり読んでいました。
なぜかを聞いたところ、「世界の歴史関連のことが、授業で聞かれることがよくある。」とのことでした。
<学校見学、説明会等で勘違いの無きよう…>
御三家、もしくはそれに準ずる学校の説明会等に参加した方から、たまにこのような感想を聞くことがあります。
(分かりやすくするために、大げさな表現で表記します。)
「なんか、偏差値高いからってお高く止まった学校って感じ。あまり歓迎されているムードじゃなかった。」
これ、そもそも論で大いなる勘違いです。
御三家、もしくはそれに準ずる学校は
生徒集めに必死になることに重きをおいていない
なぜなら、学校創立からこれまでの長きに渡る学校運営努力によって一定の地位を築き上げ、生徒集めに必死にならずとも生徒が集まる学校となったから。
→生徒に「選んでもらう」のではなく、「選ばれる」学校
生徒集めにかける労力を別のこと(学校運営等)に回しているのです。
もし、御三家等の学校を訪れて好印象を持たなかった場合は、一旦視点を変えてみてください。
学校の中身が本当に見えるのは、入学後です。
中堅校でよくある歓迎ムードの受験生対象イベントは楽しいですし、私も好きですが、私立中学の「企業」としての戦略の一環であることをお忘れなく。