偏差値重視のサピックス保護者には縁が遠くなりがちかもしれませんが、昨今の中学受験ブームで最も恩恵を受けると思われるのは、中堅校ですよね。
↑参考になります
<サピックスのテキストは下位クラスに不向きなのか?>
たまに、「サピックスのテキストは上位クラスに合わせて作られているので、下位クラスには向いていない。」という話を聞きますが、これは少し違うと私は考えています。
というのも、SS特訓等の志望校別講座で使われるテキストは「○○対策プリント」と呼ばれるもの(白プリント)ですが、別途標準テキストも配られることがあったからです。
息子の帰宅後、塾から配布されたテキストを確認すると、手をつけていない綺麗なテキストが目につき、
「???これは???家でやる用???」
と息子に聞くと、
「簡単すぎるからやるなと先生に言われた。」
というケースが多々ありました。
配布されたテキストの最後の2ページだけに手をつけて、前の数十ページは白紙ということも日常茶飯事でした。
どう考えても、この部分は他のクラスに所属する人用だとしか思えません。
我が家ではものすごく綺麗な状態で、一切手をつけずにそれらは廃棄されていったわけですが、実際にこの白紙部分に取り組んでいた人もいるはずです。
内容を見た限り基本問題もたくさんあったので、下位クラスを対象に作られたのではないかと思います。
よって、サピックスのテキストは全レベルに対応するように難易度別の問題が大量に用意されているというのが私の結論です。
そりゃそうでしょ、テキスト代支払ってるんだから!!