難易度を易しめにして、正確に解くことを目的としたかったため、敢えて「5年生」を選びました。
<6年生の夏期講習以降に算数の成績が下降した経験>
息子は小3の2月の入室時、テスト勉強なしで算数の偏差値は60くらいありました。
入室後にコツを掴むとさらに偏差値は上昇し、調子の良いときは偏差値65、70超え。
一貫して理科と社会の方が成績がよかったので、算数が牽引というわけではありませんが、足を引っ張ることもありませんでした。
6年生の夏期講習までは…
そうです。夏期講習開けの組み分けテストから算数の点数が伸びなくなり、合格力判定サピックスオープンの平均偏差値は60を下回る結果となりました。
正念場の6年生後半にこの状態…正直きつかったです。
よく、保護者会等で先生が
「テスト結果を見て、ここが正解だったら〇〇だったね。」という話をしましょう。
とおっしゃっていましたが、私はこのやり方を採用しませんでした。
次回以降、どこで点が取れるかという確認としては良い方法かもしれませんが、
「本当はもっと点数取れたよね。本当の実力はこんなものじゃないよね。」
という錯覚を起こしそうになると考えたからです。
点数は実力そのもの。息子の現在値をしっかりと受け入れ、
「算数が不振、では、使えるピースをどうつなげて結果を出すか?」
このマインドで受験本番まで走りました。
算数の低空飛行によって、大苦戦を強いられた9月から12月までの合格力判定サピックスオープンでしたが、12月以降に流れが変わり現在に至ります。
「なぜ、点数が取れなかったのか?」「どのように対策をしたのか?」
少し話せば長くなりますので、リクエストがあれば掘り下げようと思います。