「過去問は冬期講習前に終わらせるのが鉄則」とのことですが、カレンダーを見ると残すところ約1ヶ月半。
我が家は第一志望校を8割型終了し、現在は第二志望校、併願校と1月受験校の過去問に取り掛かっています。
(第一志望校は12月にも取り組みたいので、温存中。)
第一志望校の問題に慣れてきたところで他の学校の問題に取り組んでいるので、少し戸惑う部分があるようです。
やはり、受験予定の学校の過去問はしっかりと取り組む必要がありますね。
これらの学校と夏期講習中に取り組んだ有名中を合わせると、教科によっては数十校の過去問演習を行ったことになります。
たまに耳にする話題ですが、息子の取り組み状況から感じた
「学校の出題傾向との相性」
について記載しようと思います。
サピックス偏差値55くらいまでの学校は、基礎知識=知識力がしっかりとしていれば大半は乗り切れるという印象を持ちました。
→さほど大きな癖=傾向はない=相性の有無はない
偏差値55以上の学校になると、教科によっては(思考力が問われるので)特徴が見受けられ始めます。
その特徴に対する相性について、たどり着いた結論ですが、
★相性に関係なく、これまで培って来た土台を生かして癖のある問題に適応することが可能。
→土台さえあれば、相性というものは関係ない
★志望校合格には、癖に対応する(=思考力を駆使する)ための努力が求められる。そのために過去問演習、SS特訓等で対策をする
ただし、偏差値に関係なく、一つだけ確実に避けられない相性があると感じました。
教科ごとの満点の配分
例えば渋谷渋谷のように、国語と算数の満点が100点に対し、理科と社会の満点が50点の学校の場合、国語と算数が得意な人との相性が良いと言えます。
社会で得点を稼いでいる人は(社会科の試験を行わない)関西エリアの学校とは相性がイマイチかもしれません。
これだけは、受験生サイドではコントロールできない「学校との相性」と言えると思います。
まずは自分が行きたい学校を選ぶ→問題との相性に不安があるのであれば、それを克服する努力をする
これが重要だと思います。(あくまでサラリーママの見解ですが…)
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