お疲れ様です。SAPIXより<3年生公開模試のご案内>が有りました。新規募集をかけていない校舎では入室テストを兼ねていない=模試を受けるだけとなるとのこと。調べてみると、関東圏は入室テストを兼ねている校舎は有りませんでした。3年生の定員は一杯…凄い活況ですね。
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過去問を有効活用するために、自身が過去問を相当数解いた際の経験談をまとめておきます。果たして中学受験にも同じことが言えるかは謎ですが、「過去問を解く、試験勉強をする」部分では同じであること、自分の子供の頃の受験体験ではないので記憶が新しいこともあり、経験を基に客観的に分析ができるのではないかと思い、書き記すことにしました。
私は昨年、某国家試験に挑戦しました(結果、合格)。独学で試験勉強をしたのですが、色々調べると「過去問を何度もやる」という共通のキーワードに行き当たったので、基礎知識を身につけた後はひたすら過去問を解くことにしました。
当初の計画では、(インターネットの合格者談を参考に)10年分の過去問を5周する予定でしたが、3周目くらいに差し当たった際には問題も答えも覚えてしまっており、機会的に手を動かしている状態になってしまったため、4周目に差し掛かった頃に、これ以上過去問に取り組むのは無意味だと判断しました。また、過去問では簡単に合格点以上をマークできていたのにも関わらず、模試では合格点からかけ離れた結果しか出せなかったことも過去問への取り組みを終了させる後押しとなりました。
その後取り組んだのは、各種模試やネットで公開されている予想問題。これらは過去問の流れを踏襲しつつ、新しい情報と要素を含んでいたので間違えた問題を丁寧に復習していくことで過去問で得た経験値をブラッシュアップすることができました。
以上の経験を中学受験に当てはめて考察すると…
- 同じ過去問を何度もやり過ぎない→大人ですら問題と解答暗記してしまうので、それ以上の素晴らしい暗記力のある小学6年生はあっという間に暗記してしまう+やっていてつまらない
- 過去問にこだわり過ぎず、ある程度の目処がついたら類題や発展問題等の別の対策を検討する→教科によって差はあると考えられる(反復演習が効果的とする教科もあり)
- 直近3年より過去の問題は内容が古いので、そのまま利用すると解答自体が違うケースがある→特に社会のケースにおいてはデータバンクの内容が変わっていたりするので要注意。出題傾向にも変化あり。
中学受験とは定義が違うので参考になるかどうかは分かりませんが、過去問を解くことの意味合いは通じる部分がある気がしています。
ちなみに、私が過去問の取り組みを開始した時期は試験日約5ヶ月前。過去問に区切りをつけて別の取り組みを開始したのが試験日約1ヶ月半前でした。
勉強時間は試験直前1ヶ月は、勤務前後+昼休み=1日約2時間(平日)+週末約8時間でしたが、それまでは平日約1時間、週末約4時間といったところでした。それと比べると息子は時間があるので、焦らずにペースを確認しながら過去問を有効活用したいと考えています。
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<今日の取り組み>
算数・国語・理科の過去問および、明日の授業で行われるテスト範囲の復習
2学期になり、小学校と塾との掛け持ちにシフトされるので、体力勝負になります。